ディスコ堂 by mrkick

音楽に貴賎なし ―Discoの考察とCD批評

I Love Disco

I Love DiscoこれもスペインBlanco盤の80年代ディスコ集。3枚組。欧州で流行するディスコは70-80年代当時、シンセ多用のミーハー系が多かった。ジンギスカンやアラベスクやドゥーリーズなんかも欧州です。イタリアについては、ユーロビートの一大拠点でした。ディスココンピも、白人ミーハー系であれば、欧州産が全般的に良い内容になっているようです。

このCDには一般的なヒット曲も含まれていますが、特筆すべきはレアな曲が多いこと。C.C.CatchとかMax HimとかMy MineとかTwinsなど、80半ばに頻繁にディスコでかかっていたにも関わらず、CD化がされていたなかったものが収録されていてお勧めです。私自身はMy MineのHypnotic Tangoは哀愁系の逸品だと思います。

・・・ですが、今はこのCD自体が入手困難になってきています。中古でももし見つけられれば、購入する価値あり。ちなみに、Vol2、3もすごくいい。Vol3には、シルベスターやデッド・オア・アライブなどのお馴染み系に混じって、CD初収録のForrest「愛の航海」やRofoの「Flashlight On A Dancefloor」といった、これまでCD化されていなかった曲が目白押し。音質もまあまあ。ただ、曲と曲の間が短すぎなのが玉にきずです。

それと、世界では似たようなデザインの「I Love Disco」というタイトルのコンピレーションがいくつかあるので、混同しないように注意。ほかのコンピはたいしたことないです。

I Love Bobby ''O''

Bobby O80年代初期ディスコの一大ジャンルであった、ハイエナジーサウンドの代表アーチストのBobby O。ハイエナジーは70年代後半に出てきたリズムボックス打ち込み系が進化したもので、ユーロビートの前身と理解してよいと思います。世界のディスコサイトの権威であるDiscomusic.comなどによると、欧州や米国西海岸のゲイピープルに特に愛されていたようですね。私はストレートですが、こうした音は大好きでした。

Bobby Oには何枚かベスト盤があるのですが、このスペイン盤が一番お勧め。まず音が良い。ディスコの再発CDはとにかく音質が悪くて、私のコレクションで言えば、3割ほどはレコードから録音しています(プチプチ音がする)。その点、このCDはほとんどがマスターテープから入っていると思われ音はOK。知っている人は知っているShe Has A Wayのほか、Divine、Flirts(いずれもジャケット下に写っています)などの仲間アーチストが歌う曲が収録されています。中には、音質は悪いのですが、Pet Shop Boysの昔の曲も入っています(かつてBobby Oのプロデュースを受けていた)。

さらに、ほかのベスト盤に入っていないDancin'という曲が入っていることがポイント。この曲は当時の日本のミーハー系ディスコではよくかかっていました。このとき私は札幌にいたのですが、市内のディスコでよく耳にしたものです。

私にとっても基本盤です。ちょっと前、米国のアマゾンにレビューを書きました。Bobby Oは今、音楽業界の一線を退き、NYで弁護士をやってらっしゃるようです。17歳でデビューした天才ディスコ少年だったのですが、頭も良かったようですな。

Prince Charles and The City Beat Band

Prince Cherles1982年ごろ発表のプリンス・チャールズ。これもUnidisc盤です。ディスコ・ファンクでかなり重量級で格好いい音を出しています。当時、日本の一部のディスコでも好んで使われていたようです。1曲目のDon't Fake The Funkは私も何度か耳にしました。「バーン・ラバー」で知られるギャップバンドのような低音強調系です。ややアップテンポなのですが、パーラメントやアフリカバンバータ的な雰囲気もある。ヒップホップ好きにも良いかと思います。ただし、私の調べたところでは、チャートインは一切していないようです。

けっこう珍しい盤で、オンラインで見つけたら1枚いかがでしょうか。ギャップバンドやパーラメントみたいなディスコファンクに興味があれば、お勧めです。

ディスコの話

Leon Bryant新聞記者を辞めてフリーの物書きをやっています。趣味はディスコ。唐突ですいません。レコードやCDのコレクターを20年以上やっていて、普段の仕事と離れて、一般的なものから、珍しくて入手が難しかったものまで色んなCD類を紹介することにしました。今は外国からの入手が中心です。このあいだは、メキシコとブラジルから取り寄せてみました(到着まで不安だった)。

紹介一発目は、いきなりレオン・ブライアント。といってもパソコンの近くにあったので、デジカメで撮影しやすかったから選んだだけです。この人は12歳でプロバンドのリーダーを務めていたそうで、81年、Kool&The Gangも所属していたDe-Liteレーベルからデビューを果たしています。このアルバムは2枚目のMighty Bodyで、タイトル同名曲がシングルカット。ブラコン系の快調アップテンポの良い曲です。米ディスコチャートでは無視されましたが、R&Bチャートで81位に。写真のCDは、ディスコ再発で有名なUnidiscから出たやつです。ディスココレクションとしてのお勧め度は100点中65点といったところですね。全12曲入り。Mighty Bodyは12インチバージョンも収録。
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