Best Of Pop & Waveここのところ80年代ニューウェーヴ系のディスコを多めに紹介してきたのですが、ここで私が気に入っているその種のコンピCDを紹介しておきます。題して「Pop & Wave」。

ドイツ・ソニーが出していたシリーズで、全部で10種類ほどあります。うちいくつかが「12インチ集」となっており、この内容が非常にヨイ。ほかでは手に入らないバージョンもけっこう入っています。

写真の「ベスト」は、スパンダー・バレー「トゥルー」、FGTH「リラックス」、ブロンスキ・ビート「スモール・タウン・ボーイ」といった一般的な曲のほか、A-HA「Stay On These Roads」、カモフラージュ「ザ・グレート・コマンドメント」といったちょっとマイナーな曲までが網羅されています。

中でも、珍しいのがトランス-X「リビング・オン・ビデオ」のロングバージョンです。この曲にはいくつかバージョンがあるのですけど、だいたいのCDには6分弱のオリジナル12インチバージョンが収録されている。ところが、このコンピでは、ドイツやメキシコで発売された6分12秒の少し変わったバージョンが入っています。イントロが少し長めになっているのが特徴です。

さらに、アルファビル「サウンズ・ライク・ア・メロディー」、ニック・カーショウ「ウドゥント・イット・ビー・グッド」、メン・ウイズアウト・ハッツ「セイフティー・ダンス」、パット・ベネター「ラブ・イズ・ア・バトルフィールド」などの珍しいバージョンが収録されていて楽しめます。

「ポップ&ウェーブ」シリーズではもう一つ、「Pop & Wave 3---12'' Maxis」というのもありまして、こちらにもキング「ラブ・アンド・プライド」、ブロス「When Will I Be Famous?」、フィクション・ファクトリー「フィール・ライク・ヘブン」などなど、ほかではあまり見かけない12インチバージョンが収録されていてオススメですね。

ニューウェーブ系コンピは米国盤ではぜんぜんダメですが、欧州盤ではときどき良質な「珍曲集」を見かけます。アマゾンなんかをマメにチェックしていると、たまに掘り出し物を発見できることがあります。CD好きの私にとっては、12インチをこまめに集めるよりも、いっぺんに音源を集められてトクした気分になれます。