12''/80sDjにとってのここ数年の話題の一つとして、「レコードかCDか」という議論があります。以前、私もディスコについての記事を書いたことがある「Groove」などのクラブ系雑誌では、時折りCDターンテーブルの特集を組んで、広告主の電機業界各社とのスクラムで「販促」に努めているようです。

ここまでCDが普及している以上、私は「もう全部CDでいいんじゃないか」とさえ思っています。まったく個人個人で考え方は異なるのでしょうが。現在、私が集めているのは9対1か8対2でCDです。ここ数年、コンピやCD再発が相次いでいて、うれしい限り。

しかもロングバージョンも豊富に出ています。集めがいがある状況になっています。CDだと80分近くが1枚に収まりますから、12インチで10枚分ぐらいが1枚で足りるのも魅力です。

私も古いCDターンテーブル「CDJ」を持っているのですが、ちょっとミックステープを作るにしても、ぜんぜん楽です。アナログはかさばりますし、自宅だったら、アナログ盤をいちいち取り替えるのは、非常に時間の無駄に感じてしまうのです。

まあ、重低音を中心とした音の厚みはどうしてもアナログが上だと思いますし、特にクラブやパーティでは、でっかいレコードをとっかえひっかえやるのは、多少かっこうもいいのかも知れませんが。

ということで、今回紹介するのは80年代の英国ニューウェーブ、ニューロマンチック、インディ系のCDコンピ「12"/80s/」(Family盤)。第1、2集とあるのですが、どちらも3枚組で、12インチバージョンばかりが収められています。

デュラン・デュランとかヒューマン・リーグとか、ほかでも手に入りそうなのも多いのですが、スージー&ザ・バンシーズとかアイシクル・ワークスとかジャパンとかジャムとか、渋めの12インチも多くて楽しめます。

でも、写真の第2週のCD3に入ってるアズテック・カメラ「オブリビアス」はいただけませーん。何と、開始早々「針飛び」しているのです、ちょこっと。アナログレコードから録音したことがばればれですね。昔からお気に入りの曲だったのに…。

まあ、マスターテープがなくなっちゃったりしている80年代ダンス系CDではよくあることです。どうせ他では手に入らないし、私はたいてい、目をつぶってそのまま聴いています。