プロパガンダは意外に思い出深いバンドです。1984年のデビュー当時は、ぜんぜんディスコという感じではなかったのですが、FMラジオでふと耳にして気になり始めました。結局、札幌のタワーレコードに行って、1000円ぐらいで売っていた「ドクター・マブーセ」の12インチを買った記憶があります。
ジャケットも中身の旋律も不気味なんですが、耳にこびりつくような印象深い音でした。その後に出てきたエニグマ「サッドネス」にも似た、中世欧州キリスト教のような厳かな感じも受けます。
プロデュースはいわずと知れたトレヴァー・ホーン。構成はさすがに凝っています。当時のシンセサイザー技術の限界に挑戦しているような複雑さです。
メロディーはやけにドラマチックで、カルトな悪魔教のような感覚。まあ詞の内容からしても「マブーセ博士に魂を売れ!!」「危ない!後ろを振り向くな!」とか、気持ち悪いことはなはだしい。でも、いい曲だったんですよ。ディスコではほとんどかからなかったのですが。
プロパガンダがディスコでもてはやされたのは、マブーセの後の「Pマシーナリー」です。リフがユーロビートのアレフ「ファイアー・オン・ザ・ムーン」で真似されたりして。両方とも80年代半ば、ディスコでかなりはやりました。
しかし、私にとってはやっぱり「ドクター・マブーセ」です。踊る気にはあまりなりませんが、完成度が高い曲です。今でもしょっちゅう聞いています。Pマシーナリーともども収録されているアルバム「シークレット・ウィッシュ」は必須だと思います。
「一風変わった80年代ディスコ」の代表作。米アマゾンの評価でも、27人ほどが投票していて、そのほとんどが「満点の☆5つ」なんですから。
ジャケットも中身の旋律も不気味なんですが、耳にこびりつくような印象深い音でした。その後に出てきたエニグマ「サッドネス」にも似た、中世欧州キリスト教のような厳かな感じも受けます。
プロデュースはいわずと知れたトレヴァー・ホーン。構成はさすがに凝っています。当時のシンセサイザー技術の限界に挑戦しているような複雑さです。
メロディーはやけにドラマチックで、カルトな悪魔教のような感覚。まあ詞の内容からしても「マブーセ博士に魂を売れ!!」「危ない!後ろを振り向くな!」とか、気持ち悪いことはなはだしい。でも、いい曲だったんですよ。ディスコではほとんどかからなかったのですが。
プロパガンダがディスコでもてはやされたのは、マブーセの後の「Pマシーナリー」です。リフがユーロビートのアレフ「ファイアー・オン・ザ・ムーン」で真似されたりして。両方とも80年代半ば、ディスコでかなりはやりました。
しかし、私にとってはやっぱり「ドクター・マブーセ」です。踊る気にはあまりなりませんが、完成度が高い曲です。今でもしょっちゅう聞いています。Pマシーナリーともども収録されているアルバム「シークレット・ウィッシュ」は必須だと思います。
「一風変わった80年代ディスコ」の代表作。米アマゾンの評価でも、27人ほどが投票していて、そのほとんどが「満点の☆5つ」なんですから。