
Let's Rock…はとにかく元気があります。その後、日本で特に人気が出たサークルよりも、めりはりが効いていてよい。ただただ踊るために作られた曲といった感じ。ディスコでかかれば狂喜乱舞したものです。ピアノ、ギター、ベースがまだまだシンセに負けない怒涛のうねりを展開している。途中で「さあいけベース担当!!」なんて掛け声が入ったりして、なかなか素朴に単純に楽しめます。イントロもギターと重いドラムで格好良く始まっていて、パーティーの盛り上げ時間にも耐えうるハッピーチューンだと思います。
このCDはフランス発の人気シリーズ「Soul Collecotor Vol.3」。Let's Rock…が7分半、たっぷり入っている貴重なものです。欧州盤なのでやや高めですが、結構、楽に手に入ります。テンプテーションズのパパ・ワズ・ア・ローリング・ストーンのインストロングとか、シュープリームスの私の好きなヒーズ・マイ・マンとか、ジミージェームス&ザ・ヴァガボンズのアイム・サムバディといった、ソウルとディスコがうまく融合した渋めの曲が数多く収録されています。
音質は貴重な曲が多い割にはまあまあ。このシリーズはとにかくお奨めなのであります。