Streets Of Fire (ストリート・オブ・ファイヤー)なんだかフットルースとかフラッシュダンスとも似てしまうのですが、気に入っていたのがストリート・オブ・ファイヤーのサントラ(84年)ですね。お気に入りは1曲目のNowhere Firstです。

この曲はFire Inc. という映画サントラ用に編成されたアーチストが演奏しているのですが、このボーカリストは、後に「10-9-8」とか「アンダー・ザ・ガン」というディスコ風ロックのヒットを飛ばした「フェイス・トゥ・フェイス」のローリー・サージェントであります。

すごい速いテンポの曲なんですが、とっても威勢がよくて踊りやすかったのを覚えています。あの「ヒーロー」(ボニー・タイラー)とか「ファー・フロム・オーバー」(フランク・スタローン)にも似た感じ。ボーカルとバックミュージックがぐいぐいと引っ張っていってくれます。

当時、私が住んでいたのは札幌でしたから、やはりディスコ「釈迦曼荼羅」でよく聞いたのですけど、一つこぼれ話があります。

この店では年に何回か「ディスコ・エクスプレス」(だったと思う)というパンフレットのようなミニ新聞を出していました。その裏表紙に店のチャートが載っていいて、よくレコードを買う際の参考にしていたのです。

それで、「Nowhere First」もそのチャートに入っていたのですが「ノーウェア・ファースト」ではなくて、「ナウヒア・ファースト」となっていたのです。日本語しか書かれていなかったので、レコードを探すのにずいぶんと苦労したのを覚えています。「Now Here First」というように、「Nowhere」を分離して読んでしまったのでしょうね。参りました。

このサントラには、ほかにもダン・ハートマンのミデアム・ダンサー「アイ・キャン・ドリーム・アバウト・ユー」も入っていました。こちらは全米ディスコチャート(8位)だけではなく、一般チャートでも大ヒット(6位)しました。かつての「リライト・マイ・ファイヤー」のような典型的なディスコとは違い、R&B風の落ち着いた曲調でした。いかにも多彩な人です。

映画自体は、ダイアン・レインなどが出演している、当時のありがちな青春ヒーローものでしたから、さほど注目されませんでしたけど、サントラはよかった。CDは今でもけっこう入手は容易です。