Ghostbusters1983〜4年には、サントラからのヒット曲がずいぶんとディスコで流れていました。中でも、巷でも大ヒットしていた「ゴーストバスターズ」(84年)は印象深い。まあ、私も当時、レイ・パーカーJrが歌う表題曲の12インチを思わずジャケ買い(笑)してしまったのですけど、その後ほとんど聴くことはありませんでした。そもそも映画自体、子供が喜ぶSFコメディですから仕方ないのでしょうが、曲調がチープ過ぎます。

この曲は、イントロがボワ〜ンとキナ臭い感じで始まるからなのか、よくチークタイムの後にかかっていました。「あっ!ゴーストバスターズだ!」なんて感じで女子なんかはフロアに飛び出すのですけど、私たちにはやっぱり「またこれかよ」感が強かった。

何度も申し上げていますが、私は「おばかディスコ大賛成」なわけです。けれども、この曲のときのレイ・パーカーは痛すぎましたね。プロモビデオでも、変な宇宙服みたいなのを着て、ニタニタにやついちゃって、正直いって気色悪かった。「パーティ・ナウ」や「ジ・アザー・ウーマン」で魅了したあのメロウな甘いボーカルが、すっかりコメディ風に聞こえたものです。

レイ・パーカーはこの曲で一応、ヒット歌手として最高潮に達しました。全米ポップチャートで3週連続第1位!!しかし、喜びもつかの間で、この後にすぐ曲の雰囲気を以前のアーバンメロウ風に戻したものの、確実にフェードアウトしていきます。

このサントラでは、レイ・パーカー以外でいうとトンプソン・ツインズ「イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」、ローラ・ブラニガン「ホット・ナイト」あたりがディスコ系です。前者はディスコではかなりヒットしました。

実は私、このサントラのCDは持っていませんでした。珍しくもなんともないし、「いらないかな」と思いつつ、最近、中古で900円で売っているのを見つけたので、何となく購入した次第です。最後にゴーストバスターズのインストが入っていたのですが、皮肉にも「歌」が入っていないのがちょっと良くて、何だか救いでした。