
最近、手に入れたそんなCDコンピの中で、写真の「Showstoppers」は久しぶりのヒットでありました。70-80年代のディスコで耳にしたり、ディスコチャートでチャートインしたりしている曲が、コンパクトに11曲、収められています。
Showstoppersの収録曲は11曲で、Harlow「Take Off」、Rainey「I Can Fly」McCOO & Davis「Shine On Silver Moon」、The Raes「Don't Turn Around」など、地味〜ですがなかなかの佳曲が含まれています。ややメジャーの部類に入るVoyage「Souvenirs」も入っています。
私が昔好きだったハイエナジーの好曲Technique「Can We Try Again」(83年)というのも入っています。ボーイズ・タウン・ギャングに似た曲調で、レーベル的にはJDCとかMoby Dickのような感じです。もう一つ、なぜかニューウェーブ系のブラマンジェ「ザッツ・ラブ・ザット・イット・イズ」のロングバージョンも収録。札幌のディスコなんかではよくかかっていたのですが、なかなか手に入らないので貴重なものです。
このCD、Candysotrecoredsという米国に本拠を持つこれまた地味〜なインディレーベルからの発売なんですが、音質も良いし、なかなかいい仕事をしたと思っています。
新年の一発目。ふさわしい作品を紹介しようと考えていたのですが、なかなかぴったりするものはありませんでした。でも、コストパフォーマンスから言っても、加速するデジタル化の現状を見ても、これからのDJにとっては、こういったコンピこそ重要な音源になっていくのだと思っています。